羅 からむし織 八寸帯
ざっくりとして自然の風合いが素敵な苧麻の帯。ざっくりとした織地ですが、身体に馴染むようなしなやかさも感じられます。全部が捩り織りになっていて、手間のかかることだろうなという感じがします。とても軽いのも夏には嬉しいところ。
説明などは付属の説明文を記載しておきますね。作り手の方の思いが感じられ、次の方の元でも大切にされたら良いなと思います。
「苧麻(からむし)帯 “風が通り抜けて言う風の布” 千年の時を超え技術保存会により日本ではわずかな量の生産が続いております。6,7月頃薄紫色の花が咲き8月頃に収穫を行い幹の表皮を剥ぎ、細く裂いて一本の糸に撚り合わせ地機で織り上げます。「からむし」は植物繊維そのものの野生の味を持ち生命力さえ感じさせる糸と考えます。経糸緯糸とも手積みしたからむしを使い、織り上げた帯を本当に着物好みの人に用いて頂くことを願って製作しています」
苧麻/全通/サイズ(約)長さ:380㎝ 幅:31㎝
太鼓部分はかがっていないトンネル仕立て(夏かがり)
着用季節目安:7月、8月(地域や気候によってもご判断ください)
帯の硬さ:普通 重さ:軽め
・うっすらと着用の折り跡がありますが、強いシワや汚れなどはありません。
・モニターによって、実物と画像の多少の色の誤差があることをご了承ください。
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