絞りと小さな金彩　牛首紬　訪問着

「柳鼠色」に近いような、少しくすみのある穏やかな黄緑色系。うっすらとピンクも混ざっています。柄は伸び伸びとしたデザインが描かれていて、絞りと四角の小さな金彩が控えめで可愛らしくキラリとしています。

生地は牛首紬。現在は牛首紬は二軒の工房のみで生産されていますが、こちらの証紙は白山工房が力織機導入前に使われていた、二軒の名前が連名になっている証紙になっています。二匹の蚕が一つの繭を作っている玉繭を使うのでしっかりとした節があるのが特徴的。糸を手で引き出す「座繰り」で糸を紡ぎ、高機で手織りで丁寧に織られているもの。

サラリとして手触りですが、ふんわりとしなやかで肌にしっとりと馴染むような上質な手織りの牛首紬です。

訪問着の柄付けになっていますが、普段着にも着やすい仰々しくない控えめな柄付け。お洒落帯をしてお食事やちょっとしたお出かけにもお使いいただけますし、格のある帯で何かの集まりなど華やかな場にも。

・・コーディネートの帯はこちこちら・・

身丈：163.0cm
裄：68.0cm(袖幅35.0)＜縫い込み身頃側1cm、袖側1cm＞
袖丈：49.0cm<縫い込み有>
前幅：23.0cm　後幅：28.5cm
襟：広襟(はだかスナップ一つ)　素材：正絹　紋：なし

八掛：グレイッシュな青緑たたき染め柄
着用季節目安：10月～5月（地域や気候によってもご判断ください）

・しつけ付き。使用感のない綺麗な状態です
・モニターによって、実物と画像の多少の色の誤差があることをご了承ください。

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