blog
4月12日(火)
いいお天気です。
今日は格子の紬に染めの更紗帯です。三分紐にイヤリングを帯留めに。暖かくなってきたので、爽やかでいいねとお客さまに褒めていただきました。
5月頃だと白や淡いグリーンなど着るとぴったりですね。桜も葉桜になり始めました。どんどんと若葉が萌え、気持ちの良い季節がやってきます
4月11日(月)
曇った午前中でしたが、昼からお日さまが出てきました。
今日は少し肌寒かったので、ふっくらした紬を着ました。
この帯、唐草模様に葡萄柄が銀糸で縁取られていて可愛いのです。スモーキーなピンク色の帯締めで甘さをプラス。
今日は子ども連れのお母さんたちがのぞいてくれました。
お一人は妊娠中に着物に半幅帯で過ごしていたとのこと!マタニティじゃなくても着物だと紐で調節できるのでいいかもしれません。
来年の卒入学に向けて着物を見たいというお母さんも。礼装用のものかまだ少ないので、少しずつ増やしていきたいなと思います。
素敵な着物を、もっとたくさんのお母さんに袖を通してもらいたいな
着物以外でも、少しだけ古い器など置いてます。
印判の茶碗は青が美しいとても繊細な柄。これを使っていた日本の食卓はどんなだっただろうと想像すると、なんだか愛おしくなります。
4月9日(土)
細かい絣のお着物に白黒の紬を角出しに。
今日はインスタグラムで繋がったお客様にご来店いただきました。すぐ近所ということでビックリ!そして、その数分後…お友だちも来ていただきました。
こういう着物に合うかな?こういうコーディネートはどうかな?と考えるのがとても楽しい時間ですね。
人間国宝、中村勇二郎さんのお着物
伊勢型紙の人間国宝、中村勇二郎さんの型紙のお着物です。
とても細かく繊細な型で、ゆったりと踊る雲中菩薩が描かれ、菩薩さまたちがほんのり浮かび上がる技の細かさに惚れ惚れします。
遠くから見たら無地ですが、近くで見たら繊細な柄が見えてきます。
美しい日本の技です。
——
今日はスペインから旅行で高松を訪れていたお客様に通りがかりに入っていただき、型紙和紙を選ばれた男性がいらっしゃいました。日本の伝統的な職人技の美しさに共感していただき、とても嬉しい気持ちになりました。
中にはシンプルな帯揚げを買われた方も…。スカーフのように使うのでしょうか。着物の小物でも先入観なく見ていただくと着物を着ない方でも、日本の染や織を身近に楽しんでいただけるんだなと発見したのでした。
日本はアニメだけではなく、伝統的な洗練された美しさもあることを知ってもらいたいですね。
香川の桜
三豊の紫雲出山へ。
雨の合間に、風が吹き、桜の花びらが雪のように舞っていました。
桜は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」の印象か、美しく儚い、どこか妖艶なイメージです。