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七草の名前のこと
「七草着物店」の七草は春の七草からとっています。
お店の名前を考えているときにちょうど牧野富太郎さんの「野の花」の第一巻を開いてみるとこの文章が載っていて、そこからいただきました。平安時代から野に出て草摘みをしていたというから、春に草を摘むというのは日本人にはとてもなじみのある風習のようです。春を喜び、自然の恵みをいただく。とても素敵な風習です。
着物と季節の移り変わりも関わりが深く、単衣、袷、夏物の衣替えに始まり、小物はいつから夏物にしようか、夏なら涼し気に見えるような着こなしを考えたり、春なら春らしい色合い、秋ならこっくりとした色のものを、冬はストールを使おうか…。そんなことを考えてコーディネートするのも着物の楽しみでもあります。
そういってしまうとなんだか敷居が高いように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はもっと気楽に楽しく着物を着られたらと思っています。あまり堅苦しいことには縛られず、今の感覚で。メンテナンスもコーディネートや着付けなど、気軽にいろんな着物の相談に来てもらえるお店にしたいなと思っています。
紬・帯 4点商品追加しました
格子とストライプの紬、更紗の紬、袋帯と名古屋帯、商品追加しました。格子とストライプの紬は裄もたっぷりあり、シンプルなデザインでおすすめです。
名古屋帯は未使用品。リサイクルの白い帯は汚れているものが多いのですが綺麗で柄も素敵な一枚です。
私は「和」すぎるテイストや可愛いすぎるものが苦手で、更紗や唐草、格子やストライプのものが自然と増えています。そういったものはどれとどれを合わせてもしっくりくるような気がするのです。
お茶会の着物
11月に京都の宝が池の中の茶室「宝松庵」で行われたお茶会に着ていったお着物です。白地に黒の江戸小紋を着て行きました。お茶を始めて数か月、お茶会は2回目です。そんな状態なのに、なんとお正客の席に座るはめになるいうとんでもない事態になってしまいました。
普段、私は一対一でお茶のお稽古をしていただいていたのでお客には不慣れでした。もう、穴があったら入りたいとはこのことかと実感したのでした。。
お茶を始めてみると、やはり着物とお茶は切っても切れない関係なんだなとつくづく思います。お茶をされている方にも喜んでいただけるような、シンプルで落ち着いたお着物も揃えていきたいと思います。
オープンに向けて
来春のオープンに向けて少しずつ着物を仕入れ、ショッピングサイトにも商品を追加しています。着物好きの方、着物を着てみたいと思っている方に、素敵なお着物を届けられるにはどうしたらいいかなと日々考えています。
まだまだ商品は少ないのですが、七草がゆを食べる日に合わせてショッピングページはオープンしました。カード決済はまだ導入していませんが、ご要望があり次第導入しますのでご連絡くださいね。
また、メンバーシップ機能がまだ稼働していません。そのうち会員様には入荷情報やお店に関する情報をお届けできたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします。