夫の母からいただいた黒留袖。曽祖母のものというから、大正時代頃のものだと思います。
鶴の小さな頭
松についている苔
花の真ん中のふわふわした部分
笹の葉っぱ …
小さな小さな刺繍があちこちにされていて、何とも愛おしくなります。大正時代の結婚式の風景が蘇ってくるようです。大正時代は着物がまだ日常着だった頃。日常着だったからこそ、晴れの日はいいものを着てたんだろうなと思いを馳せています。
さて、高松はしとしとと雨が降ってきました。
今日は袷のお着物でちょうど良い感じ。
5月10日は七十二候の「蚯蚓出」(みみずいずる)。うちの裏の田んぼも稲を植える準備のために掘り起こしたのもあってか鳥がみみずを食べに、よく来ています。窓から稲が風にそよぐ姿を見られるのかなと思うと楽しみです。