昨日に引き続き大人浴衣のご紹介です。
薄い茶色がかった綿織物がとても上品。
合わせた帯は本場黄八丈の半巾帯です。
八丈島の織物は室町時代にはそれ欲しさに支配者の抗争の種にもなりましたが、江戸時代には町人も着ることを許され、歌舞伎の衣装にも使われたこともあり大流行したと言います。
黄八丈は黄色のほかに鳶(とび)八丈、黒八丈と3色ありますが、どれも島に自生する植物で染められたもので、黄色はコブナ草(苅安)で染められ、こっくりした黄色が特徴です。生地はすべすべとして柔らかく優しい風合いです。
その土地で生まれた染織の歴史や技術を知るとますます愛着が湧く思いです。
ちょっと渋いコーディネートなので、帯飾りできらりと可愛さを足して。
<sold> 薄茶色浴衣 身丈163cm 裄67cm ¥14,000
本場黄八丈 半巾帯 (やや色ムラあり) 幅15.5cm 長さ355cm ¥7,000
水引帯飾り ¥3,000
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