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大人の浴衣2
昨日に引き続き大人浴衣のご紹介です。
薄い茶色がかった綿織物がとても上品。
合わせた帯は本場黄八丈の半巾帯です。
八丈島の織物は室町時代にはそれ欲しさに支配者の抗争の種にもなりましたが、江戸時代には町人も着ることを許され、歌舞伎の衣装にも使われたこともあり大流行したと言います。
黄八丈は黄色のほかに鳶(とび)八丈、黒八丈と3色ありますが、どれも島に自生する植物で染められたもので、黄色はコブナ草(苅安)で染められ、こっくりした黄色が特徴です。生地はすべすべとして柔らかく優しい風合いです。
その土地で生まれた染織の歴史や技術を知るとますます愛着が湧く思いです。
ちょっと渋いコーディネートなので、帯飾りできらりと可愛さを足して。
<sold> 薄茶色浴衣 身丈163cm 裄67cm ¥14,000
本場黄八丈 半巾帯 (やや色ムラあり) 幅15.5cm 長さ355cm ¥7,000
水引帯飾り ¥3,000
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大人の浴衣
大人の女性に似合うような浴衣が入荷しています。
羅の名古屋帯と合わせて着物風にコーディネートしてもいいですね。うちわを持って夏の夜のお出かけに。私はお酒はほとんど飲めないのですが、浴衣を着て居酒屋さんなんか行くと楽しいだろうなと思います。
手ぬぐいは「高麗格子」柄。5代目松本幸四郎の衣装の柄で使われ、屋号である「高麗屋」からこの名前がついたそうです。
本藍の名古屋帯と
藍染の麻の名古屋帯と渦巻文の紋紗のコーディネート。
渦巻が可愛いです!
紋紗 うずまき文 身丈150cm 裄68cm 袖丈47cm ¥48,000
本蒅(すくも)藍染め臈纈(ろうけつ) 麻 開き名古屋 長さ359cm 幅30cm
夏帯色々…
夏の帯がいろいろと入荷しました。
麻や紗、羅や未使用品などどれも状態の良いものです。
上質な大人向けの浴衣も数枚ですが入っています。
襦袢を着て、浴衣を夏の着物風に着こなしても。
とーっても素敵なメダカ柄の訪問着があるのですが、なかなか通販ページに載せるのに思うように写真が撮れず…。柄はこんな感じです。
涼し気に泳ぎ回るメダカ。夏着物はおしゃれ心のあるものが多いように思います。
白い紬地 ポツポツ相良刺繍 名古屋帯
少し生成りがかった白地の紬地にポツポツと相良刺繍された線で瓦が描かれています。
暮らしの一部を切り取ってデザイン化されているのが面白く、白地に青と赤にからし色がぽつん。
可愛らしくすっきりとした印象の帯です。
白地にわずかに点々の染みが見られます。
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瓦文 紬九寸名古屋帯 長さ:341cm 幅:30.5cm ¥4,200
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